学校裏サイトチェッカーで母校の名前を入れたら登録されていた件について

 けんじろう と コラボろう! > 「学校裏サイトの探し方」と「子供が相談しやすい場の作り方」 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

 
学校裏サイト探しの意味>
 
 本当に問題が起きたときに、子供の問題解決を助けるために「学校裏サイト」を探すのだ。だから、もっとも効果的な裏サイト探しの方法は、「子供に聞く」ことだろう。

 子供の視点から見れば、子供が本当に親を必要にしたとき”だけ”助けて欲しいのである。 子供が自分で解決できるか、本当に「いじめ」というレベルの状況なのかを親の基準では判断できない。
 
<子供が相談しやすい環境とは>
 
「子供が相談しやすい場を定期的に作る」

ことだ。 子供は親に対して、いじめられている事実を言いたくはない。 だから、子供が相談しやすいタイミングを定期的に提供することが必要となるのだ。
 
「学校の探し方」の最善な方法は、
 
 その必要性が出てきたときに子供が自分で言ってくることを待つことではないだろうか。それなくして、興味本位に「学校裏サイト」を見ることに価値は無い。 イライラがつのるばかりで、何も解決しないだろう。

 裏サイトを探すことが目的ではなく、「いじめ」で親の協力が必要なるタイミングを知ることが目的なのだから。
 

 と、お子さんと話せる場を作らないことには学校裏サイトから助け出すことができないわけです。けっこう簡単に言いますがかなり難しいと思います。

 しかしながら、まず、学校裏サイトっていうのはどういうところなのか知らないことには、学校裏サイトの危険性というのがわからないものです。
 そこでこの記事にも書かれていた 学校裏サイトチェッカー http://schecker.jp/ を使って調べてみることにしました。

学校裏サイトっていうよりも荒地

 学校裏サイトを知るために、新着から入ろうと思いましたが、試しに自分の通っていた学校を入れてみました。
 ほら、なんかイヤじゃないですか? 自分の学校が登録されていたら。だから一応、出ないと信じつつ、自分の母校の名前を入れて、検索しました。
 
 学校裏サイトが登録されています
 
 ……おい。

 しかも、市内で登録されている学校(およそ80校)のうち2校だけでしたのでなんか恥ずかしくなりました。
(なお、学校チェッカーに登録されている学校の数は213校、かなりの確率で入っていました)

 それで私の母校の学校裏サイトがどんなところか確かめてみると、
 ……ワイセツな文を並べた後に、あからさまなアフィリエイト目的のURLが並べられました。それも幾つも幾つも。

 たまに、学校の生徒の書き込みがありましたが、ぜんぜん相手にされてなく、なんか寂れていました。

 どうやら、この学校裏サイトは、学校裏サイトで誰かをいじめる場、というよりも、管理人が放り出して荒れたサイトでした。
(しかももう五年前の掲示板だから仮に管理人が中学一年生だとしても、もう卒業しています)
 

学校裏サイトがもたらす第二の悲劇

 母校の学校裏サイトを見ていて、ちょっと感じたことをあります。

 これって、学校の名前を書いて掲示板を放り出したら、勝手に学校裏サイトになるんじゃないかと。

 つまり、学校関係者でもない第三者が○○学校裏サイトという名前で掲示板やネット登録したら、それが学校裏サイトになります。そして、アダルトスパムやワイセツなコメントなどを入れれば、学校全体のイメージが低下します。(出会い系サイトやネット詐欺に会うことだってあります)
 
 とりあえず、プロバイダ会社に通報しました。OBの私ができるのはこういうことぐらいです。(というよりも学校チェッカーに申請登録する前に、通報すべきだという話だ)
 
 ――ホントの学校裏サイトはもっと陰険なものだと思います。もしそれで悩んでいる方がおりましたら、家族と話せる機会を持つようにするのが、一歩前に踏み込めることだと考えています。理想論ですけどね。