『あるふぁ☆ぶろがー』のゲームシナリオ? を書いてみた。

 新作ゲーム「あるふぁ☆ぶろがー  〜目指せ100万ヒット〜」 偏読日記@はてなさんのを見て、ちょっとインスパイア(影響)されたので、ゲームシナリオ? を書くことにしました。

 概要は 自分のBlogのアクセス数を増やすゲーム ですが、もし仮に商品化するのならという仮定で書いていました。『とりあえず、DS系。PCだとあっち系になりますし……(そっちを書いてもいいけどね)』

 ちょっとしたゲームシナリオの設定とプロローグを書いてみました。ゲームシステム等は無視で、名前とかも適当なので、勘弁してください。
 ネタとして作っていますので、その辺もご了承してください。


■ あらすじ

 上部路倶(主人公)はアルファブロガーである下川翔輔に、一年以内にあんたのブログを超えてやる、と発言し、下川のブログを超えるようなブログを作ることとなる。
 下川のブログは一日で25000PV(ページビュー)を超え、一年に1000万PVを行く。上部は一年以内にPV(ページビュー)1000万を超えるブロガーになれるのか?

■ キャラクター

 上部路倶『ウエブログ』男性 20歳 私立の大学生二年

 ブログを始めたばかりのド素人、ブログのことなど上も下もわからない。それどころか、ブログは引きこもりやネット依存者がやるものだと考えている。
 しかし、ブログをやっていくうちに、ブログは楽しいところだと気づき、ブログ作りに没頭していく。

 下川翔輔『シタガワショウスケ』男性 46歳 フリーランス

 出版関連の企業から脱サラしたアルファブロガー。ハンドルネームはcariver、ブログ名は『つまらんもんはつまらん』
 ブログのジャンルは書評だが、たまにネット界隈で起こる事件を一言で切り捨てるため、その言葉はネットユーザー達の度肝を抜かす。彼の切り捨てごめんのセリフを聞きたいがために、トラックバックするブロガーもいるそうだ。

 村井果奈『村井ハテカナ』女性 19歳 私立の大学生二年
 
 上部にブログを参加させるために、ブログのオフ会へと誘った張本人である。ブログ歴三年の美人ブロガーでもあり、ブログ中毒者でもある。他のブロガーと円滑にコミュニケーションを取っていて、ネット界隈のことには詳しい人物でもある。なお、上部には自分のブログのことを話していない。

 以上、基本設定は終わり、これから、プロローグに参ります。

※ 注意

 この物語はフィクションです。書かれている団体名・個人名などはすべて実在の人物とは関係ありません。

□ プロローグ

 ケータイの待ち受け画面を見て、時間を確かめる。
 ――PM06:55、約束の時間まで五分足らず、しかも約束の場所を知っているのは遅刻している果奈のみだ。……完全に遅刻だ。
 駅の改札口から駆け足で来る女の子、――果奈だ。
「ゴメン! ロックン待った?」
「ったく、お前から約束して、それで遅れるだなんて」
「ブログの更新で遅れたの」
「はあ?」
 ホント呆れた。どこまでブログ中毒なんだか、この女は。
「一応、みんなには遅れてくると連絡したから安心して」
「それはわかったが、オレが行っていいのか?」
「うん、みんな自分達の仲間が増えるからいいって」
「いやいや、そういうことじゃなくてね、果奈さん。オレが言いたいのは――」
「つべこべ言わずに出発! 遅刻するよ!」
「遅刻してるっていうの!!」
 オレは果奈に連れられて、夜の繁華街へと向かう。街のデジタル時計がPM07:00の指す時刻のことだった。


 今夜、オレが果奈に連れてこられたのにはわけがあった。それは、このオレをブロガーへと仕立て上げるために呼んでいたのだ。

 果奈は前からオレにブログをしないかと勧誘していた。彼女がどういう魂胆でブログをするように誘ってきたのはわからないが、オレはブログを書くことなんか興味なかった。
 そもそもオレは、ブログなんて紙くず以下の落書きだと思っていた。なんで好き好んで自分の生活や持っている情報なんて配信するのか? つまらない自己顕示欲に駆られて、自分を祝ってほしいという寂しいヤツラがやるものだというのがオレの中の印象だった。
 おそらくそれがブロガーである果奈に火をつけたのだろう。ブログがつまらないと思うオレをどうにかして、ブログはするような人間へと変えるために、ブロガーの集まるオフ会へと連れ出したのだ。

 はっきりいって行く気にはなかったが、果奈のブログ友達にはいささか興味があった。
 果奈の選ぶブログ友達だからそれはもうかわいい子がいっぱいだと想像していた。そう、オレは下心を丸出しで今日のオフ会へと、はいはいとついていったのだ。


 繁華街の路地裏にある一軒の居酒屋へとついた。
「ここが今日の舞台だよ」
 果奈は微笑みながら話しかけるが、ちょっと待てという話だ。
「どうして居酒屋なんだ?」
 普通、こういうのは女の子が集まるようなおしゃれなバーじゃないのか? と心の中でつぶやく。
「幹事さんのセンスの問題じゃない?」
「いやいや、センスっていう問題じゃない。普通さ、もう少しシャレたバーとか」
「ロックン? 何言ってるの?」
「ほら、だから」
「まあ、いいわ。遅刻しているから急ぎましょう」
 果奈の手に握られて、オレらは居酒屋へと入っていった。
 

 酒臭い居酒屋の廊下を歩んでいるとき、オレの胸はドキドキしていた。始めて合コンに行ったとき以来の高ぶりだ。
 ――あのときは私、トイレって言われて全員が帰ったが、今日はそうはいかない。
 何度も今日はだいじょうぶだ、と、自分に暗示をかけていると、果奈が立ち止まった。
 ふすまで奥の部屋が見えないが、中から声が聞こえている。どうやら、ここが今日のオフ会の会場みたいだ。
 オレは近くにあった窓ガラスに写った自分を見て、髪の毛やヒゲのチェックをした。それを見た果奈は気も悪そうにオレを見ていた。
「何、ナルっているの? 行くよ」
「ああ、悪い」
 オレは身だしなみを整えると、果奈はふすまを開いた。オレは自信満々に自分なりの美男子モードを構えて、訪れるであろうパラダイスを待っていた。

 ――ガラ

 居酒屋のふすまを開くとそこはむさくるしいおっさんばかりが酒に酔いしれていた。居酒屋でよくある風景だった。
「……ダマされた」
 オレは肩を落とし、orzした(土下座みたいな格好になった)。
「何言ってるの?」
「いや、オレの妄想と、お前の不純異性交遊について悩んでいたところだ」
「それより、なんでそんなカッコしているの? さっきまでマジモードだったのに? 恥ずかしくない?」
「どっちの意味で言ってるの? どっちの意味で!!」
「両方」
 ――ガンッ!
 オレの姿はo___/(ヘッドスライディングでセーフを取ろうとした格好)になった。それを見たおっさん達はオレの姿を見て笑っていた。


 居酒屋でのオレは省かれていた。……オレ一人で飲んでいた。
 最初はここにいるみんなと挨拶し、それなりにコミュニケーションが取れた。
 しかし、それぞれのおっさんが自分のブログについて話し出すと、オレは話の中に参加することができず、一人蚊帳の外だった。
 オレを連れ出した果奈もおっさんの輪の中に入り、オレの知らない専門用語ばかり並べて盛り上がっていた。
 言葉の端を切り取れば、ブログの苦労話なんだということがわかった。そんな話で盛り上がっていたことに腹が立ち、水を差してやりたかったがグッと我慢した。
 オレはブロガーである果奈に嫉妬していたことはわかっていた。まるで一人だけ輪の中に入れず、友達がその輪の中に入っている裏切りと似た気持ちだった。
 だからこそ、そんな気持ちを声に出さず、ちょびちょびとビールを飲んで、この無為な時間をやりきる。もっと早く時が過ぎれば、と思っていた。


 脳の血管がアルコールにこすれて、オレの意識は段々と酩酊状態へとなってきた。そんなとき、酔いしれた脳みそを透きとおる声が聞こえた。
「あのお隣よろしいでしょうか?」
 オレはその声の持ち主を見る。その声の持ち主はかわいい女性のものだった。
「あ、どう、どうぞ」
 オレは甘噛みしながら、席を譲った。
「はい」
 女性は俺の隣の席に正座をする。オレは隣に座る彼女を見ていた。
 ――女性の見た目は二十代中盤、男ばかりの席なのに妙に落ち着いたので、主婦という印象があった。
「あの、どうして、オレの席?」
「それはあなたが一人で飲んでいたので」
 ……ああ、そうか。仲間に入れないなんかかわいそうなコだと見ていたわけですか、と、そのときのオレはそう思い込んでいた。
 だからオレは強がった。
「違う。一人で飲むのが好きなわけで、みんな飲むのが嫌なんだ」
 オレは別に仲間に入れないからじゃないんだと必死な言い訳をする。心の裏で、そうだと言われたくないがために、そう言った。
「そうですか」
 女性はフフフと微笑みながら、オレの弁解を理解する。
「だから、違う違うんだ!」
 自分で何を言っているんだろうと思いつつ、さらに言い訳を続けた。
「だいじょうぶです。わかります。わたしもあの中に入れないんです」
「……え?」
「わたし、自分のブログに自信がもてないんです。ここに来れば、何かわかると思ったんですが、人が多すぎて、誰に聞くのかわからなくなったんです」
 自分のブログに自信が持てないから誰とも話せない。それがわかるが、ブログもやっていない俺に言われても、というのが本音だった。

 ――でも、そこでそんなことを言うのはこの方にとって、かわいそうだ。
 そんなことを思ったオレは「オレでよければ」と言って、彼女の聞き手になってあげようと決めた。そこにやましい心などはない、ただ話を聞きたかっただけだ。
「いいんですか?」
「ええ」
 傍から見れば、下心丸見えだ。こんな美人から独占できるだから、嫉妬する男性が多いと思った。
 しかし、なぜかここにいる男達はみな彼女を無視し、自分達のブログ話に花を咲かしていた。彼らには異性というアンテナがあるのか? と首をかしげた。

 疑問は色々とあったが、とりあえず、オレは彼女の話を聞くことにした。

 彼女の悩みとはブログを書いていて、段々と自分が何を目的にしていたのかわからなくなったそうだ。
 元々、彼女は自分の勧めるファッションを教えるファッションブログとして開いたそうだ。しかし、ヒトがなかなか集まらないために、人を集めるために雑誌やネットのお悩み関係を取り出したカテゴリーを用意した。
 なぜかその記事ばかりアクセスが伸びて、次第にお悩み関係のブログが主体になってしまった。自分の中のやりがいを見つけたようだ。
 多くのヒトがアクセスしてくれる中で、ふと自分の中であることに気づいた。

 ――どうして、自分がこんなことをしているのか? ホントに自分のしたいことってなんだったのか?

 と、彼女はこんなことを言ったのだ。

 はっきりいって、オレにはわからない悩みだった。
 まず、ファッションをメインに置いていたのに、途中で路線変更した意味がわからなかったし、アクセス数にこだわる理由なんてあるのかと思った。
 それに、雑誌やネットとか取り出したそれは著作権に関係あるんじゃないのか? と言いたかったし、他人のふんどしで相撲を取っているんじゃないのとも指摘したかった。
 ――しかし、そんなことを言うべきではないし、余計、彼女を苦しめることになる。
 しかもオレは肝心なことに彼女のブログを見ていない。……それで何かをいうことなどできない、できないのだ。

 彼女が話し終えた後、オレは「いつかわかる日が来ますよ」と、偽善な答えで返事した。彼女は「そうですか」と静かにうなずき、オレの元から離れていった。
 酒くさい居酒屋の中で甘い香水の匂いがきつく鼻についた。


 夜も更けて、話すことのなくなったブロガー達がおひらきという声があがった。やっと、悪夢から解放されるのかと心の底から喜んだ。
 オレは、幹事にお金を払ってから、そそくさと帰ろうとした。果奈には後日、ゴメンというメールでも入れようと思った。
「ちょっと待たんか?」
 オレを呼び止める男の声がし、オレはその声にいうとおりに立ち止まった。

 その男の見た目は三十後半で、少しふっくらとした体格をしていた。ネクタイやYシャツをしているところから見ると、その男は会社帰りでこのオフ会に寄ったのだと想像できた。
「あんさん。オフ会だというのに、酒だけ飲んで帰るっていうのか?」
 しがない酔っぱらいかと思い、オレは軽く謝ろうとする。
「すいません。急ぎなんで」
 わかりやすい嘘だ。オレのことを観察していたら、そんな嘘通用しない。
「おいおい、一人で寂しく飲んでいたのに、居残るわけないだろう?」
 ……バレたか。
 ――でも、ここまで来たら、それで突き通すしかない。いち早くここから抜け出そう。
「今度、埋め合わせしますんで」
「だったら、あんさんの名前、聞かせてくれないか? ハンドルネームでいい」
「え?」
 ――オレ、ブログやっていないのに。
「ブログの話だけ聞いて帰るなんて卑怯じゃないのか?」
「いえ、でも」
「今まで聞いたのをブログネタにでもする気か?」
「そんなことしませんから!」
「だったら、名前を言え。言えるやろう?」
 オレは普段使っていない新品同様の脳みそをフルスペックに起動させる。
 ――ここで名前を言ったら、後から調べられて存在しないことにされる。そうなったら、オレを連れ出した果奈に迷惑がかかる。
 ……そういえば、その果奈は?
 オレは一度視線を男からはずし果奈を探すと、すぐ見つかった。……オレにブログの相談していた若い女性の膝元で、ぐっすりと寝ていた果奈の姿を見つけた。

 ――果奈!!

 無責任女の名前を心の中で叫んだ。
「何、視線をうろちょろしてる? 早く名前言えよ」
「うぅぅう」
 オレは何も言えない。ここで果奈の友人だと言っても、おそらく誰も信じてくれないだろう。本人が横になっているのだから説得がない。
「言えないんか? まあ、いい。消去法で探せばわかることだ」
 男はこういって、オレの逃げ道を更に狭める。
 ……こうなったら、今までの経緯を言うしかない。たとえ、酔っ払いでもわかってくれるはずだ。そう、わかってくれるはずだ。
 何度もそう自分に暗示をかけて、自分自身を奮い立たし、弁解を切り出す。
「実は、オレ!」
 大声を出して、答えようとした瞬間。
「そこまでだ!」
 オレらの中に割って入る男が一人。見た目は四十近くだったが、がっちりとした風格のあるおっさんだった。
「なんだよ、カリバさん! 私の行動に口出しするのか?」
 カリバと呼ばれたおっさんは鋭く男の目を見る。
「私はな、この男がここで話したことを世間に広めて、ブログ炎上を目的にしている放火魔だと思っているんだ。私はそれを食い止めるために、こいつに名前を聞き出して、ブレーキをかけたいんだ。間違ってないだろう?」
 ――男の言い分は間違っていない、むしろ正論だ。オレがコミュニケーションを取れていないからそう思われても仕方ない。
 しかし、オレは違う。違うと主張できる。
 だがそれを言ったところで、それに賛同してくれる人はいるのか? いや、いないだろう。
 ……結局、オレはこの男のいいように言われて、反論できずまま、悪者扱いされるんだ。それがわかっていたオレはこの男の言う言葉を飲み込むだけだった。

 ところが、完全に追い込まれていたオレに一縷(いちる)の希望が舞い降りた。――カリバがこんなことを言ったのだ。
「ネットの世界でケンカすんのは別にいい、二人だけのケンカだからだ。でもな、現実でケンカするのはやめろ。ここに集まった全員に迷惑がかかる。君達二人の問題じゃなくなるんだ」
 なんと、カリバは男の言い分を一蹴したのだ。
「おお、すげ。カリバさんの切り捨てゴメンが生台詞で聞けるなんて」
「さすが、エクスカリバーの異名を持つカリバさんの名言だ!」
「エクスって誰がつけた?」
「さあ?」
 さまざまな声があがる中、カリバの追及は更に続く。
「君はな、自分がやったことが正しいと思いたがる風潮がある。君のブログを見ていてもそうだ。自分が間違っていない。だから他人が間違っていると責任を転嫁してる。君のブログの品性が現実の君まで及んでいるんだ。……いや、逆か。君がそうだから、君のブログは品性のないものへと変えてしまったんだ」
「カリバさん! 世の中には言って良いことと悪いことがある!」
「悪いことは言ったつもりない。第一、君に問題があるのは、問題があったのは相手のせいにする。今回、この兄ちゃんが初めて参加したというのに、それを迎え入れず、どうやって相手を蹴り落とそうと考えていたんじゃないか?」
「な!」
「ここに来るのが初めてでコミュケーションが取れなかった。それに気づかなかった自分も悪い。しかし、それを利用しようとする、君はもっと悪い」
「私はそんなつもりで彼と話したわけじゃない!!」
「じゃあ、何のつもりで? ブログ炎上目的か? そんな子供のようなことをしたがるか? ここで顔を出しているのに、そんなことをするなんて」
「それは、……そうだが」
「ホントは君がそれをしたがってるだけじゃないのか? 彼を装って」
「するわけない、どうしてこいつとなりすますことができるんだよ」
「できるんだよ。第一、彼、まだブログ始めていないから」
 その場にいた全員が皆、驚いた。
「うにゃ?」
 果奈だけはのんびりとした声で起き上がった。

「そもそも彼は彼女が連れてきたんだ。ブログを始めてもらおうと思うきっかけとして、ここに来てもらったんだ」
「うん、そうだよ」
 果奈はカリバの言葉にうなずく。
「なのに、君はそんなことも知らずに、ただ目の前の人間を悪者扱いしようとしていた。これは人間として恥ずかしい行為じゃないのか?」
 カリバの指摘に、男は反論できない。
「情報収集を生業としているブロガーがそんな初歩的なことができないで、物書けるよな?」
「クッ!」
「それとも現実で情報を収集することを怖がってるのか? それでよくブロガーと言える」
「不愉快だ!! 中傷行為だ!!」
「何を言っている。何も知らずに、言いたい事だけを言う男が。それこそ人を傷つけるというのに」
「もう帰る!! 帰るわ!!」
 男は畳の上に放り出された自分のスーツを拾って、財布からお金を取り出すと、それを幹事に手渡した。
「おつりはいらん!!」
 男はそういって、この部屋から出て行こうとする。
「そんなのだからブロガーは皆、悪者だと思われる」
「うっさい!」
「――無知は罪だよ」
 バシッとふすまが閉まり、男は帰っていた。


 繁華街の路地裏、オフ会に参加していたブロガー達は居酒屋へと出てきた。最後は後味の悪い終わり方だったが、それでもみんなに会えてよかったと言っていた。

 オレはブログについて色々と知った気がした。オレはブログの認識というものを改めることにした。


 肩にもたれかかって、すやすやと寝ている果奈を連れて、駅へと向かった。すると、後ろから車のクラクションが聞こえた。
 オレは後ろを振り返り、車の運転席を見ると、そこには、カリバと呼ばれたおっさんがいた。


 ここまで読んでくれたキミにだけ、独占情報!

 あるふぁ☆ぶろがー DSで登場だ!!

 ニソテンドーDSジェネレータ

※注:実際には購入できません

反省はしている。後悔もしている。

 はい、グダグダです。ゲームのシナリオじゃありません。……すいません。とりあえず、そこらにあるライトノベル的に書いてみました。やはり、三時間じゃろくなものかけませんわ。

 それと、……中途半端なプロローグですみません。ちなみにカリバと果奈はお酒を飲んでいません。

 ……誰か俺を止めろ。