ノベルブロガー式、ミステリー小説の書き方
ミステリー小説を書く、でもその前に。
ミステリー小説を書く前に、小説の書き方を見ていてください。いろんなところに小説の書き方についてのブログやサイトがありますので、見ていてください。
どんな小説も基礎は同じです。
基礎を知るために、ネタ集め、キャラクターやキーワード設定、物語構造作成(プロット作り)、などなど、まず、それを学んできてください。
ミステリー小説の書く、でもその前2。
さて、ミステリー小説を書くに当たって、たいていはミステリー小説の書き方を探すヒトが多いでしょう。そして、ググってもミステリー小説の書き方は載っておらず、たいていはお金を払わないといけないことに気づきます。
でも、ミステリー小説の書き方の本を買っても、既に知っていることや精神論ばかりが並べられ、ミステリー小説でどう書けばいいのか、わからなくなります。
そこで、ミステリー小説を実際に読んでみることになり、何十冊も読むことにします。何十冊も書いていると物語の骨組みがよくわかり、トリックもわかるかと思います。
でも、多くのミステリー小説を読むに当たって、お金も時間もない方が多いかと思います。また、本を読んでいても本編に語られているトリック以外のトリック、そう作者が用いた叙述トリックになかなか気づかないかと思います。
みなさんが知りたいのは作者が用いた叙述トリックの仕掛け、ミステリー小説独特の物語の骨組みの建て方だと思います。これこそ、一番気づかれず、見えないトリックだと言えます。
では、このトリックを見破るにはどうするか? 一番簡単なのは章ごとを、自分なりにまとめてみるのがいいですが、それだとかなりの時間がかかります。それに、物語の骨組みの建て方を知っても、骨組みの骨、つまり、素材を調べることになり、キャラクターや舞台にも仕掛けがあるので、そこにも注意を配る必要があります。
――物語を解剖しても、まだ解剖しきれない、それがミステリー小説。ミステリー小説そのものがミステリーになります。
ミステリー作者が仕掛けた見えないトリックの見破り方
見えないトリックを見破るにはどうすればいいのか? ここは一つ、発想を変えてみましょう。
ミステリー小説がどんなところが好きなのか? どれが面白かったのか? まず、それをあげてみることです。いわゆるレビューです。
なぜ、面白いところを取り上げるのか? それは、あなたにとってそれが印象的だったからです。それが印象的だったからこそ、悩ましい見えないトリックが隠れています。
自分のレビューをあげたら、次は他の方のレビューを知ることです。特にミステリー小説が好きな方が友達に居れば、あなたはハッピーです。ミステリー小説の魅力についてよく話してくれるはずです。
誰も気づかない作者のトリックに気づいたから言葉にする、このキャラクターが魅力的だったからそれを言葉にする。ヒトはこの言葉にするクチコミが大好きなのです。
ここで何が言いたかったというと、ミステリー小説の人気の裏には読者の面白いという声があるわけです。その面白い声があるからこそ、ミステリー小説が好きな読者がいるわけで、今でもミステリー小説は根強い人気があるわけです。
面白いという声を知る方法
□ 掲示板サイトなどの利用
面白いという声を知るには色々と方法があります。ミステリー小説を読んで友達と話して、何処何処が面白かったということで、自分が見つけられなかった魅力を引き出してくれます。
一番手っ取り場合のは小説掲示板で〇〇という本を面白かったと言えば一発です。また最近人気のtwitterやはてなハイクとかも使うのもいいかと思います。
『ただし、相手が検索してくれないといけないので待つことになります』
でも、いつまでも釣りをしているわけにはいきませんし、予め本を読んでいることが条件となります。ここは本は書きたいけど、分厚いミステリー小説読みたくない方にもできる、読者の面白いという声を集めてみる方法を伝授します
□ レビューサイトの利用
本を読まずに、読者の面白い声を集めるとなると、レビューが載ってるサイトのがいいかと思います。
amazon.co.jpのようなカスタマーレビューなどに行けば、色々と読者の感想の声が見られます。これは面白いよ! あのトリックが……、だけでなく、作者が仕掛けた見えないトリックについても話してくれます。ただし、そういうサイトはネタバレも多いので、これからその本を読みたい方は見ない方がいいです。
□ オモローを知るにはレビューブログがオススメ
読者の声を集めるのに私が良く使うのは、ランキングサイトからレビューブログを探すことです。にほんブログ村のようなブロガー専門ランキングサイトを利用するのがいいかと思います。特に、アマゾンのアフィリエイトに登録しているようなレビューブログがいいです。
簡単に話しますと、レビューブロガーは、本を読んでレビューすることでちょっとしたお金を稼ぐ、一石二鳥の算段で書くブロガーです。
レビューブロガーさんのいいところは、お金をもらうために、ちゃんとしたレビューを書くことが多く、また自分のレビューした本を買わせるために、ネタバレをしないことです。
逆に、悪いところは、アフィリエイトでお金がもらえないとわかると、いい加減な記事になることです。モチベーションをあげるために、そこからクリックしてあげてアマゾンで買ってあげるやさしさも持ってください。
(ちなみにこの方法は色んな小説の書き方にも応用がききます。レビューブログを見て見聞を広めるのもイマドキの小説家かと言えます)