[超理論]クリスタルチルドレンはスピリチュアルソングらしい。

□ YOUTUBEよりクリスタルチルドレン

クリスタルチルドレン

 「クリスタルチルドレン」とは何か?−スピリチュアルな世界へ【前編】 - ツカサネット新聞 より抜粋

CRYSTAL CHILDREN」という曲が話題になっている。この曲はNHKの人気番組『みんなのうた』で4月・5月の新曲として登場以来、大きな反響を呼んでいるという。オリコン順位で最高96位、アマゾンでは195位をマークしている「クリスタルチルドレン」。「クリスタルチルドレン」を取り巻くムーブメントは、あるひとつの流行と結びついている。

 「クリスタルチルドレン」を検索すると、「クリスタルチルドレン」の関するブログが出てくる。クリスタルチルドレンは泣ける!感動する!と言った声があがっている。

・「テレビで初めて(たまたま)この歌を聴いたとき涙が流れて止まらなくなっちゃったんです。素晴らしいうたです。世の中がここまで来たのか!!!と感動しました」
・「常に沈着冷静、テレビで一度も泣いたことがないこんなわたしが目頭が熱くなりましたちょっと呼吸できない」
・「思わず感動で涙した曲だったので、私からも紹介させてくださいませ」
・「涙が溢れてきました歌の間ずっと…不思議です」
・「映像を観た瞬間から涙が出てしまいました。ゾクゾクしませんか?」

 クリスタルズの子供たちが地球をバックにイルカに乗って乱舞している「クリスタルチルドレン」のクリップの冒頭部分を見ただけで、この曲がある種のメッセージを放っていることに気付くだろう。そう、このクリスタルチルドレンは一種の宗教を連想させるのだ。
「クリスタルチルドレン」を絶賛するブログを見ればすぐにわかる、ひとつの共通点がある。ブログを書いている彼ら(彼女ら)は、そのほとんどがいわゆるニューエイジ的世界、今風に言うなら“スピリチュアル”な世界に傾倒しているのだ。

「クリスタルチルドレン」特設サイトはこちら

http://www.avexnet.or.jp/crystalchildren/

なんだって!! (キバヤシ風に)

 見てわかったと思いますが、キバヤシです。深読みしすぎです。でも少しだけわかるような気はします。

クリスタルチルドレンの感想

 曲調はアッパー、歌詞はリアルなことを述べつつ、それでも自分が強くなれば、何か奇跡が起こるんだよ、というメッセージ性の強い曲です。
 スピリチュアルというよりも、平和や心を大きくしようということについて歌ったソングですね。手のひらを太陽に、と同じ感じの歌です。何事も許して寛大になりましょうっていう感じがします。
 ……誰かが自分を傷つかせる世の中だから、自分は誰も傷つかせない。だから我慢しよう、大きな心で許そうという自分がんばれソングと見えます。

ジブンがんばれソング(硬くて壊れやすい脆い心の子供達)

 はっきりいって私は嫌いです。なぜ、私が嫌いだというと、子供達に大人たちの理解を差し向けていることを強調している歌だからです。

 感動した! 泣いた! それはどっちの意味でしょうか? 私には曲に泣いているのではなく、曲に感化されて、自分のいる現実の苦しさを吐き出しているような気がします。心のベクトルが定まり、そこから涙腺の蛇口を捻っているように思えます。

 ――自分ががんばればなんとかなる。だから心を大きくして今の現実を受け入れよう。そうすればきっと素敵な奇跡が起こるよ。
 だから祈ろう我慢しよう、この現実を、この偏狭な現実を。

 ……私にはそのようにしか聞こえません。へそ曲がりなだけかもしれませんが、この曲で見えてくるのは、硬い心を涙でやわからく溶かす、ような曲だと思います。まさにCRYSTAL CHILDRENです。

私的にはがスピリチュアルソング

 スピリチュアルソングっていうと、マクロス7熱気バサラか! というつっこみがありそうですが違います。(さて、このネタで何の人がわかるか)

 私が思うスピリチュアルソングっていうのは心を自由に解きほぐす歌のことを言います。そう考えると、クリスタルチルドレンもそうですが、その裏側を知ってしまった私にはもはやスピリチュアルソングとは言えません。

 そんな私が好きなスピリチュアルソングはBuzyです。ふたりのスピカのOPテーマと混合しますが、それとは別の歌詞の歌です。

 ま、一度聞いてください。ちょっとしたセンチメンタルに浸ってください。

□ YOUTUBEより鯨

 もうBuzyは解散しましたが、このという歌はいつでも胸の中に残っています。

追記 クリスタルチルドレンがオカルトだと指摘された理由

「クリスタルチルドレン」とは何か?−ドリーンとエンジェル・セラピー【後編】 より抜粋

 実際問題、クリスタルチルドレンとは、ドリーン・バーチュー氏がその著書でその存在を「紹介」した、「新しい特別な『種』」である子供たちのこととされている。ドリーンによると、彼らは95年以降に生まれており、それまでの世代の子供とはまったく違う性質を備え、地球上に急速に増えている、という。彼らは楽しく、愉快で、おおらかであり、人類が向かっている正しい方向を指し示している。

 まとめますと、この歌は一種の洗脳ソングではあり、オカルトまがいな曲を流すのはいかがか? と考察しています。
 ま、にわとりが先か卵が先か、ではなく、クリスタルチルドレンという言葉を見つけて、この曲を作ったのかもしれませんからね。だからこの曲を聴いたクリスタルチルドレンと感化された人が泣いて、感動したのも納得なわけです。
 この言葉から察するにクリスタルチルドレンは自閉症患者を言い換えた言葉だと思いますし、普通のお子さんに希望を持たせた親のエゴかもしれません。
 でも、子供を理解できない大人達がたどり着いたのが、オカルトだというのはめずらしくありません。子育て専門のコミュニティとか作っていますしね。